2009年5月11日月曜日

家出掲示板円高

週明け11日の東京株式市場は、前週末の米国株高を受けて、小幅高で始まり、日経平均株価は一時、取引時間中としては08年11月5日以来、約半年ぶりに9500円台を回復した。その後は売り買いが交錯する展開となり、午前の終値は前週末終値比60円95銭安の9371円88銭。TOPIX(東証株価指数)は1.16ポイント安の894.19。

 前週末8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米大手金融機関に対する特別検査(ストレステスト)の結果が市場の大方の予想の範囲内で、金融危機への不安が遠のき、大幅高になった。東京市場もその流れを引き継ぎ、取引開始直後には保険や証券など金融株を中心に買いが入った。

 しかし、日経平均も前週7~8日の2営業日で455円も上昇しており、9500円台を超えると、当面の利益を確定する売りが増えた。市場関係者は「米国の景気底入れ期待など市場環境は底堅いが、急速な上昇への警戒感も強い」(大手証券)と見ている

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